神田正(かんだ・ただし)氏。1941年、埼玉県日高市生まれ。中学卒業後、工場勤務など数々の職を転々とした後、20代初めでラーメン店に就職。引退した店長の店を引き継ぐ形で31歳で独立したものの閉店を余儀なくされる。73年、大宮市(現さいたま市)におよそ5坪のラーメン店「来来軒」をオープン。その後、「ラーメン館」などの新業態にもチャレンジ。83年に株式会社化し、98年、それまでの日高商事から「ハイデイ日高」に商号変更。99年、日本証券業協会(現ジャスダック)に店頭登録。2002年に主力を低価格ラーメン店「日高屋」に移行し、新宿に第1号店をオープン。05年4月に東証第2部、06年8月に第1部に上場。09年から現職。(写真:鈴木愛子、以下同) 外食業界でケタ違いの利益率2ケタ台 ほとんどの人は単価で発想をしますから、単価当たり原価率がいくらで利益率がいくらでと考える。しかし値上げするよりも価格を据
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