新型コロナウイルスに感染し、東京・杉並区の勤務先で療養していた40代の男性が死亡していたことが分かりました。杉並区の保健所は、男性と連絡が取れないことを理由に対応を打ち切っていました。 40代の男性は先月末、東京・港区内のクリニックで陽性判定を受けた後、両親がいる自宅を避け、杉並区のビルにある勤務先で1人で療養を続けていました。 男性の「感染者情報」は、港区の保健所から自宅のある区を経由し、今月1日、杉並区の保健所に送られました。 保健所は取材に対し、1日以降、複数回男性に電話をしましたがつながらず、勤務先を訪問しても会えなかったため、対応を終了したと説明しています。 一方、男性の家族によりますと、1日以降も毎日連絡が取れていましたが、男性は5日になって体調が悪化し、その後、死亡している状態で見つかりました。 男性の父親:「(男性は)『保健所は全然、連絡がつかない』って。いくら電話を掛けて
新型コロナウイルスに感染して自宅療養していた東京・葛飾区の40代と50代の男性が死亡していたことが分かりました。2人とも一人暮らしでした。 関係者によりますと、葛飾区の40代の男性は今月6日、医療機関の検査で新型コロナ陽性となり自宅療養していました。 10日、男性の職場からの連絡が途絶えたという通報を受け、消防などが駆け付けたところ、死亡していたということです。 男性には呼吸器の基礎疾患がありました。 一方、基礎疾患のない50代の男性は7月29日に陽性判定を受け、自宅療養していました。 5日後に連絡が取れなくなり、自宅で死亡しているのが見つかりました。 2人とも一人暮らしでした。 東京都によりますと、現在、2万4000人以上が自宅療養していて、今月24日までに自宅療養中に死亡したのは12人確認されています。
政府は来月1日に発足するデジタル庁の人事について、事務方トップの「デジタル監」に実業家の伊藤穰一氏を起用する方向で最終調整に入りました。 デジタル庁は国のデジタル改革を担う菅総理大臣の肝煎り(きもいり)の政策です。政府はその要のポストとなる事務方トップのデジタル監に多数のIT関連企業の起業に関わってきた伊藤氏を民間から起用する方向で最終調整に入りました。 政府関係者は「国際的な知見や経験が期待されている」としています。 伊藤氏は2011年にアメリカのマサチューセッツ工科大学メディアラボの所長に日本人で初めて就任しましたが、少女への性的虐待などの罪で起訴された実業家から資金提供を受けていた問題で辞任しています。 政府は来月1日の発足に向けて慎重に調整を進める方針です。
アジア政策を統括するアメリカ政府の高官が、緊密化する台湾との関係について「独立は支持しない」と明言しました。 アメリカのNSC(国家安全保障会議)でアジア政策を統括するカート・キャンベル氏は6日、台湾との関係について「強力で非公式な関係を支持する」と述べた一方、「独立は支持しない」と明言しました。 アメリカの歴代政権が踏襲してきた「一つの中国」政策を維持する立場を示した形です。 キャンベル氏はまた、香港を引き合いに出して「中国が国際秩序に反する行動を取れば、国際社会がそれに応じたシグナルを送ることが必要だ」と中国を牽制(けんせい)しました。 さらに、対中国を念頭にしている日本やインド、オーストラリアとの4カ国での首脳会議を年内に開催すると明らかにしました。
皇居の一般参観が約半年ぶりに再開されました。 皇居内にある宮殿や宮内庁庁舎などが見学できる「皇居一般参観」は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、去年12月から休止されていましたが、8日、半年ぶりに再開されました。 宮内庁は参観中のマスクの着用を呼び掛け、当面は午前と午後の2回、それぞれ定員を120人ずつに減らすとしています。 8日は2回で合わせて20人が参観しました。 また、皇居東御苑も8日に公開が再開されました。 当面は公開時間を短縮し、午前9時から午後4時半までとしています。
先月18日、横浜市の中心部を走っていた1台の車。後方部分を撮影したドライブレコーダーの映像には、シルバーの車が映っています。 交差点を過ぎ、車は減速します。しかし、後ろから来たシルバーの車はスピードを落とさず、まさに衝突寸前で画面左へ。車を避けながら、追い抜いて行きます。 再び、前へゆっくり動き出す車。後ろから追い越したシルバーの車は、右折レーンにいますが、交差点内で突然、進路を変更すると、直接レーンへ強引に割り込みます。 シルバーの車は、いったん視界から消えますが、再び現れ、猛スピードで迫ってきます。男性の車が右折すると、シルバーの車もその後に続きます。 徐々に近付くシルバーの車。その時、ウインカーを出さずに車線変更。さらに、車線をまたぎながら走ります。 男性の車が画面右の車線に移ると、シルバーの車も車線変更。徐々に迫って来ます。 ■車は東京ナンバー「横浜なめんな」 交差点で停止すると、
ノルウェーで新型コロナウイルスのワクチンを接種した高齢者約30人が死亡していたことが分かりました。 ノルウェーの医薬品当局によりますと、新型コロナウイルスのワクチンはファイザー製で、接種を受けた33人が17日までに死亡していました。 現地メディアは、多くが75歳以上で重篤な基礎疾患を抱えていたと報じています。 当局が調査をした結果、このうち16人は接種後の副反応に関連していました。 医薬品当局の主任医師は「熱や吐き気などのワクチンによくみられる副反応は衰弱している患者には致命的な結果をもたらす可能性がある」とワクチン接種のリスクを考慮するよう注意を呼び掛けています。 ノルウェーではこれまでに高齢者や介護施設の居住者を優先して約4万2000人に対し、1回目のワクチン接種を終えています。
南米ペルーのミステリー、ナスカの巨大な地上絵に新たなものが発見されました。 丘の斜面に人工的に作られた線が見て取れます。画面の右側の上部に正面を向いた顔、横向きの身体やしっぽが丘の麓に伸びたネコ科の動物が描かれているようです。ペルーの文化省は16日、世界遺産の「ナスカの地上絵」の保全作業をしている考古学者らが、幅37メートルの新たな地上絵を発見したと発表しました。これまでに知られている地上絵より古い時期のもので、急な斜面に描かれていたため自然の浸食でほぼ見えない状態だったということです。文化省の担当者は、ドローンなどの技術の発展により低い高度からの撮影が可能になったことで、今後まだ新たな地上絵が見つかるだろうと話しています。
中国軍は、台湾の対岸にあたる地域で陸海空合同の演習を行いました。上陸作戦を念頭にしたもので、台湾への牽制(けんせい)とみられます。 中国軍が公開した映像で、演習は深夜の偵察活動から始まります。ゴムボートで敵方の陸地に潜入し、収集した情報を味方に伝えると対岸からの砲撃で敵のミサイル基地などを全滅させる想定です。明るくなると軍用ヘリなどを動員して敵陣をたたき、大規模な上陸作戦を開始します。演習は台湾の対岸の福建省と広東省にまたがって行われました。中国共産党系の「環球時報」は、標的は台湾だとする複数の台湾メディアの論評をあえて掲載し、今回の演習が事実上、台湾上陸を想定したものとの見方を示しています。
栃木県佐野市のホームパーティーに関連する新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。21日には新たに8人の感染が確認され、関連する感染者は54人になりました。 栃木県によりますと、21日に県内で感染が確認されたのは13人でした。そのうち8人が佐野市のホームパーティー関連で、60代の女性、40代の娘、10代で高校生の孫と3世代にわたっての感染も確認されました。佐野市で5日に開かれたホームパーティーを巡っては、10日に初めて感染が確認されてから20日までに46人に拡大していて、これで関連する感染者は54人になりました。栃木県の新型コロナウイルスの感染者は21日でちょうど400人となりました。
奈良県立医科大学は果物の渋柿から取れる「柿渋」が新型コロナウイルスを無害化させるという研究結果を発表しました。 柿渋は、渋柿を絞って発酵・熟成させたもので、古くから塗料や染料などに使われてきました。奈良県立医科大学は、新型コロナウイルスと唾液を混ぜ、純度の高い柿渋を加えて10分間置いたところ、ウイルスが無害化したと発表しました。あめやラムネなどに柿渋を混ぜて口に含むことで、新型コロナの感染を予防できる可能性があるということです。 奈良県立医科大学免疫学・伊藤利洋教授:「濃度、接触時間、エビデンスに基づいたことをしっかりと考えないといけない。『柿を食べたらいい』というわけでは決してない」 今後は、製品化できる企業を募るとともに、人に効果があるか臨床研究も進める方針です。
新型コロナウイルスの患者が入院先の病院から一時逃走していました。 埼玉県羽生市の羽生総合病院によりますと、30日午後9時ごろに新型コロナウイルスで16日から入院していた40代の男性患者が新型コロナ専用の病床から職員通路を使って逃げ出しました。男性は一般病棟へと移動した後、通り掛かった看護師に「患者の家族ですが、病棟を迷いました」と嘘の説明をしていたということです。関係者によりますと、男性はその後、川越市内の入浴施設で見つかり、別の病院に入院しました。
中央アジアのカザフスタンで新型コロナウイルスとは別の種類の可能性がある肺炎が流行し、病状が急速に進行して多数の死者が出ていると報じられています。 地元メディアによりますと、カザフスタン西部では高熱が出てから急速に容体が悪化して2、3日で死亡する肺炎が流行しています。現地の医師は「わずか2日で人工呼吸器で対処できないほど肺が破壊される」と話していて、これまでに少なくとも16人が死亡したということです。患者は新型コロナウイルスの検査では陰性と診断されるケースが多いという報道もあり、現地では原因不明の肺炎として不安が広がっています。 画像:駐カザフスタン中国大使館のHPから
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