「チャンスが巡ってくると信じて走れば、いつかは来るのかなって思います」 そう言って結果を出した選手もいれば、“戦犯”扱いされた選手もいて――。 献身的に走り回り、相手守備陣を崩し続けたFWの前田大然(25)。クロアチア戦では見事な先制ゴールも決めた。しかし彼の高校時代を紐解くと、苦い記憶が。 前田は50m5.8秒の“韋駄天”ストライカー 「山梨学院高1年だった2013年冬、同級生部員をからかったことが問題視され、約1年の除籍処分を受けたのです」(運動部記者) 同校サッカー部総監督の横森巧氏が明かす。 「大然は高校でも通用する力があり、天狗になっていた。ただ、彼が『こいつ面白いな』と言うと、周りが忖度してはやし立て、芸をやらせるような感じでした」
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