ブラジルでは、一般犯罪が増加しており、特に大都市圏での増加が顕著で、犯罪手口も凶悪化しています。また、麻薬に絡む組織的な犯罪も増えています。 サンパウロにおいては、幹線道路を走行中の車が停車したところを襲う強盗事件が多発していますが、特にコンゴーニャス国際空港及びグアルーリョス国際空港から市内に至る幹線道路において、空港から市内に向かう車両を狙った強盗事件が多発しています。 また、ブラジルでは「短時間誘拐」(あるいは「電撃誘拐」、「稲妻強盗」等と呼ばれる)が多発しており、サンパウロ市内においては、平均して1日12件(2時間に1件)発生しているという調査結果も出ています。手口は、被害者の身体を短時間拘束し、その間に、所持している現金だけでなく、所持しているキャッシュカードやクレジットカードで現金を引き出させ、その現金も強奪するというものです。 ■ サンパウロにおける犯罪発生状況は、次のとおり
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