今も高い人気を誇っている「ウルトラマンシリーズ」の原点とも言える日本初の特撮テレビ映画「ウルトラQ」(1966年)が、WOWOWで連続ドラマ(全12回予定)としてよみがえることになった。タイトルは「ネオ・ウルトラQ」(来年放送)。映画監督の石井岳龍氏、入江悠氏ら日本を代表する奇才がメガホンを執り、21世紀に新たな伝説を生み出すことになる。 「―Q」は円谷プロダクション(当時は円谷特技プロ)が自社企画として初めて制作した作品で、66年1月〜7月、日曜日午後7時からTBS系で放送された。“日本映画界特撮の父”円谷英二氏が劇場用映画と同じ35ミリフィルムで撮影するなど、クオリティーを追求。米国のSF空想ドラマ「トワイライトゾーン」を下敷きに、日常生活の様々なバランスが崩れるときに起こる異変、怪事件を独特の怪獣路線と融合して描いた。 同作からはゴメス、リトラ、カネゴン、ペギラ、ガラモン、ケムー