10月16日、中米諸国を襲っている集中豪雨で、各国の死者数が計81人に達した。写真はサンサルバドル西方の被災地(2011年 ロイター/Luis Galdamez) [サンサルバドル 16日 ロイター] 過去1週間にわたり中米諸国を襲っている集中豪雨で、16日までに死者が計81人に達した。各国当局の発表で分かった。 エルサルバドルのフネス大統領は16日夜、「現時点でも多くの地域で雨が降り続いている」と述べ、状況はさらに悪化していると指摘。救助隊によると、犠牲者の多くは豪雨の影響による土砂崩れで死亡した。 16日までの死者はエルサルバドルで32人、グアテマラが28人、ホンジュラスで13人、ニカラグアで少なくとも8人となっている。 一方、メキシコでも先週、ハリケーン「ホバ」の影響で少なくとも4人が死亡し、港湾施設が閉鎖されるなど大きな被害が出た。同国南東部では河川が氾濫し、数千人が避難を余