筋肉が骨に変わる病気「FOP」と闘う兵庫県明石市の男性が、難病研究の支援を呼び掛けて、毎年、募金活動を行っています。 男性の思いにこたえようと活動の輪が広がっていて、2020年も多くの人たちが一緒に取り組みました。 23歳の誕生日会。幼い頃から、進行性の難病と闘ってきた日々でした。誕生日は特別な日でもあります。 明石市に住む山本育海さんは、筋肉が骨に変わる難病FOPの患者です。 母・智子さん「免疫がほとんどない状態だからなんのウイルスにもかかれないというか、もらえないというか、毎年インフルエンザだけでも怖いのに。」 今では、腰が曲がらなくなってしまいました。口も十分に開かないため食べられるものは限られています。 8歳の頃にFOPと診断された育海さん。 治療方法はなく、転んだりケガをしたりすると症状が進行するため、なるべく体を動かさないようにと体育の授業は見学、友達と外で遊ぶこともできなくな