エジプトの科学者チームは、足が4本ある新種のクジラの化石を発見したと発表した。この研究内容は25日、英王立協会紀要に掲載された。 25日の発表によると、この化石は約4300万年前に生息していた水陸両生のクジラ「フィオミケトゥス・アヌビス」のもので、エジプトの西方砂漠で見つかった。 頭蓋骨が、ジャッカルの頭を持つ古代エジプトの死者の神「アヌビス」に似ていることから、この名がつけられた。 現代のクジラの祖先は、約1000万年前に陸上で生活していたシカに似た哺乳類から進化した。 フィオミケトゥス・アヌビスは体重が推定約600キロ、体長は約3メートルで、獲物を捕らえるための強力なあごを持ち、水陸の両方で生活していたとされる。 マンスーラ大学の科学者が、今回エジプトのファイユーム窪地で見つかった部分骨格を分析した。この地域は現在は砂漠になっているが、かつては海に覆われていたため多くの化石がそこに存在
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