2022年1月12日の昼ごろ、群馬県渋川市の国道17号線で、走行中のダンプカーから左後部のタイヤ2本が脱落。直径約105センチのタイヤはダンプを追い越して猛スピードで転がった。約500メートル先の歩道を歩いていた男性を直撃。肋骨骨折、大動脈解離などの重症を負わせた、と大報道された。 【関連】トラックの前輪ホイールはなぜ凸で、後輪はどうして凹んでいるのか? 大型車のタイヤ脱落事故はけっこうあるようだ。2022年1月13日付けのNHKニュース「走行中のトラックからタイヤ2本外れる 直撃した歩行者大けが」によれば、昨年度は131件起きているという。そしてなんと、131件のうち125件、95%が左後輪だという。 95%が左後輪って、尋常じゃない。なぜ左後輪に集中するのか。2022年1月14日付けのテレ朝news「“外れたタイヤ”が歩行者直撃…「真後ろからドン」事故の瞬間」がこう報じている。 ▽▽▽