【昭和基地沖=南極観測船しらせ同行記者】南極観測船しらせは15日午前(日本時間同日午後)、昭和基地沖約70キロの定着氷の縁に到着した。先月29日にオーストラリアのフリマントルを出港し、17日間にわたる航海を続けてきたしらせを歓迎するかのように、ペンギンの群れが登場。愛らしい姿とユーモラスな動きで、長い船旅を続けてきた観測隊員の疲れをいやした。 しらせの近くにやってきた50羽ほどのアデリーペンギンの群れの中に、体長が2倍近くある1羽のコウテイペンギンが紛れ込むと、隊員たちは大喜びでカメラのシャッターを切った。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕先代「しらせ」最後の航海 ・ 〔写真特集〕The Northern Lights オーロラの世界 ・ 〔写真特集〕アニマルベビー ・ 【Off Time】カナダ極北の夏・海を泳ぐシロクマ ・ 〔写真特集〕双子のシロクマ―札幌市円山動物園