この連載では、「ダメに見せない説明術」を扱っている。前回は、最後のダメ説明である「反論する、否定する、対立する」をテーマに取り上げた。10のダメ説明は以下の通りである。 「10のダメ説明」 長い、細かい、テンポ悪すぎ 論点不明、主旨不明、結論なし 抽象的、具体的でない、表面的 理由がない、何故?が満載、説明が不足 独りよがり、自分視点、自己中心 遅い、ぎりぎり、時間なし 理解が浅い、内容が陳腐、質問されると沈黙 先を読まない、場当たり的、その場しのぎ 思想がない、考えがない、自分がない 反論する、否定する、対立する 前回は、筆者の定義する説明術での「反論、否定、対立」は、正反対の二つの意味を持つことを述べた。一つは、仕事を成功させるために欠かせない行動としての側面を持つ、『よい「反論、否定、対立」』である。 もう一つは、「正当な根拠がない」「嫌い」「面倒」「他人から逃げる」などのネガティブ
毎日、遅くまで仕事で、プライベートの時間がない...(泣)。そんな「アリ地獄」のような状況から抜け出すには、どうすればよいのでしょうか? キャリアマネジメントの専門家で、キャリアマネジメントツール「Brazen Careerist」の創設者でもあるPenelope Trunk氏は、著書『Brazen Careerist: The New Rules for Success』の中で、仕事をより効率的に進めるためのコツについて、次のように述べています。 長時間勤務が文化になってしまっている職場では、そこそこの時間にサクっと退社するのは難しいかもしれません。長時間仕事することによって、十分に取り組んでいるように見えることもあります。とはいえ、ヒトはフルスピードで仕事をし続けることはできません。許容範囲に達する前に、燃え尽きないようなペースを作ることが大切です。 具体的なポイントとしては、以下のと
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、先日の気になる本記事で登場した、『P&G式伝える技術 徹底する力』。 本の内容としては、P&Gに関する会社レベルの話も多いのですが、今回は特に「P&G社員がなぜ優秀と言われているのか」に関係していると思われる部分に注目してみました。 実際、転職市場では「元P&G社員」は人気があると言われている様子。 その秘密の一端でも明らかにできたらな、と。 いつも応援ありがとうございます! 【目次】プロローグ 第1章 「伝える力」で、「考える技術」を学ぶ 第2章 上司ではなく消費者がボス 第3章 全世界13万人の社員に「目的」を浸透させる 第4章 グローバルなコミュニケーションノウハウ 第5章 なぜ170年以上も成長を続けられたのか 【P&G社員が優秀と言われる5つの理由】■1.伝
2024年07月16日 Institute of Coaching(米国コーチング研究所): 15th Annual Coaching in Leadership & Healthcare Conference 参加&研究発表レポート
先日、リクルート社の友人から独立の挨拶状が届いた。だいたい年に5、6通はこの手の挨拶状をもらう。本当に人が良く独立する会社だと思う。それも優秀な人ほど飛び出している気がする。 この会社、年功序列的要素がまったくなく、処遇はほぼ半年ごとに見直される。「45歳以降に出世しますよ」なんてことが無い分、20代から1千万くらい稼ぐことも可能だ。 といって、過激に中高年の首切りをしているわけでもない。ある程度の年齢になると第一線や主流を外され、バックオフィスや間接部門に回されるだけだ。早期退職を優遇する制度もいくつかあって、独立を促すようになっている。この会社が「人材輩出企業」と呼ばれるのはこれが理由だ。 定年まで同じ場所で働き続けたい人にとってはともかく、少々きつくてもより広い場で活躍したいと願っている人間にとっては、キャリアを積める良い企業だと思う。はっきりいうと、今どき他の大手企業なんかに入って
戦略の策定と実行、業績管理を独立して行える事業区分のこと。マネジメントやオペレーションを行うための組織体系と一致する必要はなく、複数の組織を束ねて設定したり、仮想的な単位を置いてSBUとすることもある。 企業の組織は「製造/営業/経理」というように機能別に編成されるか、「北米/欧州/アジア太平洋」「一般消費者向け/企業向け」などの市場別に編成されるのが一般的である。それに対して経営戦略は、指揮命令系統や個別事業単位に策定することが必ずしも適しているとは限らない。社内では異なる事業と認識されているものを組み合わせて考えた方が将来性や投資効率がよく見えるという場合が少なくない。だからといって、それに合わせて組織部門を解体して戦略単位に組み変えることも必ずしも効率的ではない。そこで実体的な組織に重ね合わせる形で設定されるのがSBUである。組織論的にはマトリクス組織の1種であり、管理会計的には投資
資産運用や経営資源の配分を考えるとき、投資案件の1つ1つを個別に評価するのではなく、その集合全体(ポートフォリオ)でのバランスを考慮に入れて分析・検討を行い、合理的な取捨選択・優先順位を導き出して、最適な投資の意思決定を図るマネジメント手法のこと。 ポートフォリオ(portfolio)とは、イタリア語のportafoglio=書類を運ぶものに由来する英語で、紙ばさみや書類入れを意味する。金融・証券界では、投資家の有価証券を紙ばさみに入れて持ち運んでいたことから、投資家やファンドが保有している有価証券・金融資産の一覧表(あるいは、資産構成そのもの)をポートフォリオというようになった。さらに転じて、事業会社が保持している複数の事業や製品ライン、各種の経営資源、あるいはプロジェクトの集合をいう。 投資・資産運用の世界でいうポートフォリオマネジメントとは、投資家のリスク選好度などに基づいて、分散投
●Web公開のためのまえがき 月刊「Windows Server World」の連載コラム「IT嫌いはまだ早い」の編集前原稿です。実際に出版された時には、編集担当者のアドバイスを元に手を入れています。どのくらい変わるかは回によって違います。編集作業が入ることで、視点が明確になり、読みやすくなります。誌面の都合でエピソードがカットされることもありますが、外部の制約があった方が良いものができるようです。「ディレクターズカット」が大して面白くないのと似ています。 もし、このコラムを読んで面白いと思ったら、ぜひバックナンバー(2005年4月号)をお求めください。もっと面白いはずです。 ●4月になれば 4月になると多くの地域で桜が咲く。学校では新学期を迎え新入生が入学する。多くの会社では新しい会計年度を迎え、新卒の社員が入社する。その結果、入学式は桜の花びらが舞う中で行われ、新入社員は花見の場所取り
屋久島・高塚小屋のトイレ。かつて周囲に汚物を埋めていたが、現在はかついでふもとにおろしている(NPO法人「山のECHO」提供) 可憐(かれん)な高山植物、谷から吹くさわやかな風…。夏山登山の醍醐(だいご)味は人それぞれだろう。若い女性や中高年のトレッキング人口が増えている背景の一つとして、山のトイレの整備が進んでいることが挙げられる。そのトイレが、「利用する人が負担するのが基本」を理由に“事業仕分け”の対象となり、環境省の補助金が廃止判定を受けたため、利用料を支払わなければならなくなる可能性が出てきた。議論となっている山のトイレの在り方は−。特定の山に登山者が集中して問題化 「山小屋のトイレは登山者だけではなく、通行だけの客も利用している…」 「必要とする山小屋の半分も整備がすんでいないのに…」 民間の山小屋のトイレ整備に補助金を支出していた環境省の事業が6月、行政事業レビュー(事業仕分け
■環境の特異性が産業の発達を左右する 南米エクアドル沖1000キロの太平洋の中に、ガラパゴス諸島という火山性群島がある。赤道直下で、近くに大きな陸地はまったくなく、その孤絶した、しかも厳しい自然環境がゾウガメなどの特異な進化を育み、この群島にしか見られない固有種が多い。 そのガラパゴス諸島と日本が似ている、という話がここ数年、よく語られるようになってきた。日本市場という、嗜好や品質にうるさい、しかもある程度の経済水準の顧客が多い「世界でも稀な」市場に適応するように企業が製品開発を続けると、あたかもガラパゴスゾウガメと同じように、他の市場とは隔絶した製品の進化をしてしまう、というのである。 そして、世界の市場、とくに新興国市場は、製品のタイプも品質も価格要求も、日本とは異なる市場で、日本市場はガラパゴス環境なのだという。新興国では、製品の機能はもっとシンプルでよく、品質も日本ほどうるさ
出会いが広がる人の無意識な“クセ”出会いが広がる人は「ちいさなひっかかりアクション」を無意識のうちに活用しています。それはもう「小さな癖」レベルの些細なものです。ぜひみなさんもお試しください。 出会いの瞬間に必要なもの。それはちょっとした“ひっかかり”です。たった数ミリのひっかかりが運命を左右するのです。出会いが少ない人はこの“ひっかかり”があまりにもなく“なめらか過ぎ”ます。なめらか過ぎてはボールはすり抜け、ゴールすることも次につなげることもできません。 サッカーで言えば、急に目の前に来たボールを足先何ミリを使いこなしてしっかり保持、瞬時にゴールにつなげる瞬間に似ています。足先何ミリの違いによってボールがすり抜けたり、またはしっかりシュートできたりもします。 今回はこの出会いのボールをキープするための“ひっかかり”についてお送りしたいと思います。 このひっかかり、実は出会いが多い人はみ~
For full functionality of this site it is necessary to enable JavaScript. Here are the instructions how to enable JavaScript in your web browser.
——————————————————————————— ■書籍紹介:「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」 iPhoneとツイッター、そしてGoogle Appsに組み合わせた クラウド上で起こるコミュニケーション革命について詳細に解説しています。 最終章ではGoogle 代表取締役の辻野氏との対談も収録しています。 ※アマゾンで購入いただいた方にはGoogle辻野社長とのインタビュー 音声ファイルをプレゼント!書籍には収録されていないGoogleの未来についての 話がたっぷり詰まっています。詳しくはコチラ ——————————————————————————— EC studio ではTwitterを全社導入して1ヶ月が経過しました。 そこでTwitter導入を検討している企業やTwitterに関心のある方向けに 実際全社導入してどうだったか気づいたことを書きたいと思います。 約1ヶ
Twitterが拡大するにつれ、Twitterにどっぷりハマっている人が増えてきていますね。私のタイムラインでも多くの方が一日中Tweetされています。 コミュニティが発展していく際には、「コミュニティにハマる人」が多くなりますが、その際に問題となるのが「コミュニティに疲れる」問題です。 特にFollowする人が100人を超えてくるとTwitterを始めた当初とは違うタイムラインが見えてきて、今までと同じように接してきていても今までの接し方では対応しきれなくなることもあります。 こんな時、過去にも「mixi疲れ」が話題になったように、「Twitter疲れ」をする人が多くなる可能性があるのではないかと思っています。 そこでTwitterと上手につきあい、「Twitter疲れをしないための4つの心がけ」を提案したいと思います。 1.タイムラインを全部見ようとしない タイムラインをすべて見ようと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く