令和元年の大みそかに放送されたNHK紅白歌合戦で、トリを含むヤマ場の第2部(午後9時から2時間45分)の関東地区平均視聴率(総合テレビ)は37・3%だった。ビデオリサーチが2日に発表した。前年比4・2ポイント減で、2部制となった平成元年以降で最低だった。 これまで過去最低は27年の39・2%。昨年の大河ドラマ「いだてん」も過去最低を更新した。多額の予算を投じた看板番組の不振が続き、NHKにとって痛手となる。 関西地区の第2部平均視聴率は36・2%(前年比4・3ポイント減)。 前半部分の第1部(午後7時15分から1時間40分)は、関東が34・7%(同3・0ポイント減)、関西は31・9%(同3・3ポイント減)だった。