2016年6月4日、こんもりとした土の山が岐阜県多治見市の笠原地区に出現しました。 垂直に聳える土の壁、なんだかとぼけた輪郭に点々と載る松。迫力満点なのに何故か懐かしさを覚えるこの建築の名は「モザイクタイルミュージアム」。土の山なのにタイル?と思われそうですが外観はタイルの原料を掘り出す「粘土山」がモチーフ。 設計者が藤森照信氏と聞くとあ~なるほどと思われる方が多いかもしれません。名前にピンとこなくても↓の建築は一度は目にしたことがあるかも。 長野県茅野市の里山に立つ空中茶室「高過庵」 藤森氏の生家近くに立っています。 氏いわく「支える木が3本なら(見た目的に)安定性がありすぎるから2本にした」とのこと。結構揺れるらしい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 藤森照信氏の建築家デビュー作は45歳の時に手がけた「神長官守矢史料館」。東北大学、東京大学大学院を経て建築史家として歩んで