「料理」や「掃除」など名前がある家事ばかりではない。「名もなき家事」の存在に思いを馳せたことがあるだろうか。 Shutterstock コピーライターの梅田悟司氏が9月に出版した「名もなき家事」に関する著書(『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』)がインターネット上で話題になっている。 料理、洗濯、掃除、買い物、子どもの世話などの「手を動かす家事」は、家事としてイメージしやすい。だが、家事には、冷蔵庫の中に残っていたものを思い出しながら今日の献立を考えて何を買い足すべきかを決めるなど、「料理」とも「買い物」とも呼ばれない「名もなき家事」も多くある。 梅田氏の著書は、そんな「名もなき家事」にコミカルな名前を与えてその存在に気付かせることで、夫婦の家事分担の見直しにつなげようとする面白い試みである。 夫婦における家事や育児の分担度合いを表す指標としては、総
![「献立決め」まで入れれば妻の家事負担は85%以上。夫婦格差はもっと深刻](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3baa6cf7d8c739079ddb89f5a74724f3f86439b5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2019%2F10%2F18%2Fshutterstock_491644726.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)