大手企業のことしの夏のボーナスは、業績の改善や春闘での賃上げなどを受け、平均で89万2138円と去年より2万4000円余り、率にして2.8%増え、過去3番目に高い水準となりました。 それによりますと、夏のボーナスは従業員1人当たりの平均で89万2138円となり、去年より2万4407円、率にして2.81%増え、3年連続の増加となりました。 夏のボーナスの平均額はリーマンショック前の平成20年以来の高い水準で、経団連が今の方法で調査を始めた昭和56年以降で3番目に高い結果となりました。 製造業の平均は去年より2.29%多い91万8542円、非製造業は4.05%多い79万1498円で、ボーナスが最も高い業種は自動車で102万9583円でした。 経団連は「円安などを受けた企業の業績改善に加え、ことしの春闘で去年に続き賃上げを決めた企業が多かったことが高水準のボーナスにつながったのではないか」と話し