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ブックマーク / gyorai.blogspot.com (2)

  • 文壇高円寺

    三月三十日(土)から県立神奈川近代文学館で「帰って来た橋治展」開催。六月二日(日)まで。亡くなったのが二〇一九年一月二十九日だから、もう五年になる。——文学展が開催されることを知らず、『フライの雑誌』の最新号(130)で「川は娯楽である 橋治の時評から」というエッセイを書いた。二〇〇四年十月に起きた新潟中越地震と川の話である。 同号の特集は「釣り人の移住計画」——全頁すごい。読みどころばかり。届いてから毎日読んでいる。移住する。当初考えていなかったことが次々と起こる。それでも決断し、新しい生活をはじめる。移住という選択の中には「釣り」が入っている。文中の小見出しに「人間いつ死ぬか分からない」なんて言葉も出てくる。 「東京から香川移住した2名の怪人対談」(大田政宏さん、田中祐介さん)で、田中さんが「自分は、仕事ばっかりしている皆が、何が楽しくて生きてるのか分からないです。釣りのために仕

    chiezo1234
    chiezo1234 2019/12/05
    荻原魚雷さん
  • そういう日もある

    いいことかどうかはわからないが、調子がよくないときや気分が沈みがちなとき、「まあ、そういう日もある」とおもうことにしている。 二日酔いでつらくても、ずっとこの状態が続くわけではない。時が過ぎるにまかせるしかない。 昨晩、あまりにもしんどくて道の途中でうずくまる。たぶん、貧血。電車なら片道二百十円の区間をタクシーに乗って帰る。深夜割増料金で三千円。 「早稲田通りから環七で曲がって高円寺駅のほうに行ってください」 そういうと寝ているあいだに家の近くまで運んでくれる。年に数回しかつかえない呪文である。 月に何日か、捨て試合の日を作る。その日は何もしない、できなくてもいい。ひたすらだらけ、ゴロゴロする。何もしないといっても、部屋の換気と洗濯くらいはする。夕方、ようやくからだが軽くなる。 近所の焼鳥屋でレバーとハツを三ずつ買い、ひとりでう。これでどうにかなるのではないか。 二十代のはじめ、仕事

    chiezo1234
    chiezo1234 2019/12/05
    “月に何日か、捨ててもいい日を作る。その日は何もしない、できなくてもいい、ひたすらだらけ、ゴロゴロする”.タクシーに乗るのを ”年に数回しかつかえない呪文”と考えるのいいな
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