何かと行く機会が多い、新宿、渋谷、五反田、赤坂――。でも、何度となく通っているはずなのに、意外と行きつけの店がつくりにくい場所でもあります。 そんななんだか落ち着かない駅にある「ちょうどいい」お店を、酒場ライターのパリッコさんに教えてもらう連載です。今回は、中野に来たらぜひ立ち寄りたいお店を紹介します。 1950〜60年代にかけて隆盛を誇った酒場、「トリスバー」 日本が高度経済成長を遂げつつあった時代。サントリーの「トリスウイスキー」を使った「トリスハイボール」をメインメニューに、まだまだ高級品だったウイスキーをリーズナブルに提供する店として大変な人気を博した「トリスバー」。ピーク時には全国に2000軒を超えるほどもあったという。 赤レンガのレトロな外観は、1964年開業当時の雰囲気をそのまま残す。 現在はすっかり数を減らしてしまったが、懐かしい昭和の雰囲気を感じられるトリスバーは、まだ何
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