週末に向けて近付いてくる今年最強の台風19号への備え、そして、何が一体起きるのか。気象予報士の今村涼子さんの解説です。 台風19号の特徴ですが、とにかく威力が強いということがいえるわけなんです。それが雲画像にも表れていまして、台風の雲というのは形が整っているほど勢力が強く危険な台風ということが多いんですけれども、今回もほぼ左右対称に整った円形の形をしているんです。8日午後、猛烈な勢力で大型となっています。 これが今後、どのように進むかなんですが、北上を続けまして、12日の午後、円内のどこかに進む予想でして、その後に13日にかけて北東方向に向いてくるという形になりそうで、早ければ12日中に西日本から東海、関東のどこかに上陸という恐れも十分に出てきています。まだ、広い範囲で絞り切れてはいないんですけど。 今回、問題なのが接近時の強さなんです。そこで今回と似た台風、過去のもので見てみますと、まず