ニュースなどで「絶滅危惧」という言葉を聞くと、「今すぐ絶滅しそうなんだ!」「保護しないといけないのかな」と思わされることがあります。 ところが、絶滅危惧種を選定する環境省のレッドリストでは「どの種がどの程度絶滅しそうか」とランク付けがされていて、「絶滅危惧種」と呼ばれるもの全てが明日にでも絶滅する、とは一概に言えません。 本エントリでは、「絶滅しそうなんだな、危ないな」とだけ思われがちな「絶滅危惧種」という言葉について考えてみたいと思います。 いきものが不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまわないよう、言葉の意味を理解し、保全につなげていきたいですね。 三行でまとめてみた 絶滅危惧種と呼ばれる全てがただちに絶滅するものではない(キリッ) 「絶滅危惧種だから」と保護活動に走るのは思考停止です 殺しても警察には捕まりません(だからってむやみに殺しちゃだめだぞ! お兄さんと約束だ!) 絶滅