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  • 日経新聞より - 野火の箱庭

    昨日、放射能からの、真っ白な防護服に身を包んで、花を供えにゆく人の写真を見た。 そして今日、文章の力にびっくりした。 恐れおののいた記事があった。 私の周りに日経新聞を読んでる人は少ないから。(というか居ないけど) だから、あんまり知られてないんじゃないかと思う。 だから出していいのかわからないけど。 申し訳ないけど、出そうと思う。 でも内容は結構きついから。賛否両論かもしれないから。 たたみます。 H24.3.11 日経新聞、文化面より。 石巻出身の、辺見庸さん筆 たそがれどきだった。 ビル四階の割れた窓ごしに、友人はおそろしくゆっくりとした行列を見た。 影法師の更新。そう錯覚した。 徒刑囚のように疲れきった人たちの細長い群れが、一面の瓦礫の原を、海側から山側に歩くというより、よろよろとさまよってくるのだった。 夕焼けが人びとの瀬に炎(ほむら)になって燃え上がっていた。 カラスが何十羽も

    日経新聞より - 野火の箱庭
    chigui
    chigui 2012/03/16
    辺見庸の文―1枚1枚が“生温かい”白黒のスナップショットを見たような読後感―「色がなかった」「大震災は過去なのだが、あの影の列は、なぜか未来の絵に思えてしかたがない」「海は嘘のように凪いでいた」
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