2017年10月25日のブックマーク (1件)

  • 大石 始 presents THE NEW GUIDE TO JAPANESE TRADITIONAL MUSIC - 第15回:遠藤賢司 - CDJournal

    2014年1月1日、僕は東京・南青山のライヴハウス、MANDALAで遠藤賢司のライヴを観ていた。静かにアコースティック・ギターを爪弾き、囁くようにメロディを紡ぐ場面があれば、エレクトリック・ギターをかき鳴らし、フィードバック混じりの轟音に乗って浪曲師のように唸ってみせたりもする。歌舞伎俳優のように見得を切ってみせる瞬間もあったし、その立ち振る舞いに河内音頭の音頭取りや歌謡スターが脳裏をよぎる瞬間もあった。2014年正月の遠藤賢司は、絶好調に“遠藤賢司”だったのだ。 1969年にシングル「ほんとだよ / が眠ってる」でデビュー、その後45年にわたって何にも属さずに自身の“純音楽道”を突き進んできた希有なシンガー・ソングライター、遠藤賢司。彼の背後には日列島各地で育まれてきたさまざまな芸能が大動脈のように脈打っている。では、彼の世界観を育んできたものはいったい何なのだろうか? その原風景を

    大石 始 presents THE NEW GUIDE TO JAPANESE TRADITIONAL MUSIC - 第15回:遠藤賢司 - CDJournal