ネットをさまよっていたら、ロシア系関西人の小原ブラスさんの書いた「[外国人が見るニッポン]なぜ? 日本人の罵り言葉が『酷すぎる』と外国人に驚かれるワケ」(zakzak)という興味深い文章と出会いました。 「一般的に日本語には罵り言葉が少ないと言われています」とブラスさんは書きます。 「ロシア語の場合、『バカ』の一言をとっても10種類以上の言い回しがあります。またそれぞれ『バカ』の度合いが違います」 へえっと思った人も多いでしょう。これは、日本語だけを使っているとピンと来ないかもしれませんが、(ロシア語はわかりませんが)英語と比べると本当に少ないのです。 演劇のレッスンで、二人向き合い、悪口を言い合うというものがあります。感情を解放したり、言葉の力を経験したりと、いろんな目的があるのですが、英語でこのレッスンをやると、えんえんと続きます。 ところが、日本語でこれをやろうとすると、「バカ」「ア