題名:形而上、と、形而下、の裏メッセージ 報告者:ナンカイン 哲学を生業とする哲学者な人にとっては当たり前の言葉として、”形而上”や”形而下”がある。しかしながら、一般的に、日常で持って使用する言葉ではない。あるいは、その言葉の読み方すらも分からないかもしれない。筆者もその一人である。そこで、”形而上”や”形而下”の意味についてここでは深く考えることで、その裏メッセージを見てみたい。 まず”形而上”であるが、読み方は”けいじじょう”である。数学者な人は”計二乗”と覚えるのもよいかもしれない。一方、”形而下”の読み方は、”けいじか”である。経済学者な人は”計時価”と覚えるのもよいかもしれない。なお、漢字の”而”が総じて難しく感じる。これについて、”而して”には、「それから」、の意がある1)。これで何となく理解できようか。”形而上”は、形それから上、”形而下”は、形それから下となる。辞典によれ