2016年の芥川賞受賞作品です。知っている方も多いのではないでしょうか。 話題になった芥川受賞作「火花」「スクラップ・アンド・ビルド」等まとめて読んだのですが、個人的には「コンビニ人間」が1番面白かった! 「普通」ってなんだろうと考えさせる作品です。 36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。 オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。 日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。 仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、 私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。 Amazon「コンビニ人間」あらすじより引用 ぼ