会社の編集者たちに向けて、二ヶ月に一度くらいレポートを書いています。テーマは企画のことだったり、PRのことだったり、本のつくり方のことだったり。今日はその中から「本のタイトル」についてのレポートをnoteに掲載してみます。 けっこう長い文章なのですが、出版に関わる人や、コンテンツや製品、サービスづくりに関わる人のちょっとしたお役に立てればうれしいです。あくまでも、ぼくの私見ですが。 ◉本のタイトルについて「タイトル」は本の方向性や売れ行きを決定づけてしまうものなので、うまく付けられたときは爽快な気持ちになりますし、その逆の場合は 「一生悔いが残る」 なんていう場合もあります。僕は2010 年に『たちまち体が温まる ふくらはぎ健康法』という本を出したのですが、当時の会社の状況が悪かったこともあり増刷がかかりませんでした。 ところがその 3年後。 その本を『⻑生きしたけり
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