「(米軍に)もっと風俗業を活用してほしい」などと述べた日本維新の会共同代表の橋下徹氏に対し、大阪府内の弁護士や法学者でつくる青年法律家協会大阪支部は14日、「女性を男性の性的欲望の対象としてのみ捉え、女性の人格を否定して蔑視するものとして断じて許されない」とする抗議声明を提出した。 声明では、「慰安婦制度は必要」などとする橋下氏の発言についても、「戦争中であったから仕方がないかのような言動をとることは、(元慰安婦の女性を)さらに傷付け苦しめる。市長の人権感覚と品位を疑わざるを得ない」と批判している。 関連リンク橋下氏「風俗女性への差別だ」 ツイッターで反論(5/14)米国防総省「ばかげている」 橋下氏の「風俗業」発言に(5/14)慰安婦問題、風俗業をめぐる橋下氏の発言要旨(5/14)「橋下氏の慰安婦発言、戦慄覚えた」共産・市田書記局長(5/13)「慰安婦は必要だった」「侵略、反省とおわび