中学生の頃、クラスから何人か選抜されて地域だった・・・かな、の陸上大会に 参加したことがあります。 自分はそのとき1500メートルの二人の内の一人に選ばれて、練習を重ねて当日を 迎えました。 本番が近くにつれ、うまくいかなかったらどうしよう、そもそも自分はそんなに 速くないのになんで選ばれたんだろう、嫌だ嫌だ嫌だ・・・ 直前で腹痛を訴えて棄権しました。 完全に嘘だった気もしないですが、まぁ逃げたわけです。 44になった今でも苦い記憶として時々蘇ってきます。 東京に住んでいた頃、通勤電車の中でおじさんに絡まれて、お互いに胸ぐらを つかむようなことになってしまったことがあります。 そのあとそれ以上にはならずに終わりましたが、これもまた苦い記憶として 今でも思い出します。 嫌なこと、トラブル、敵のようなもの、そんなものに対して逃げることが 何か負けたような気になって、逃げなかったせいでおかしなこ