17日、「選手の年齢改ざんは日常茶飯事」―。中国サッカー協会の薛立副主席はスポーツ界の実情をこう語った。背景には「金メダル至上主義」があるという。写真は年齢詐称疑惑が指摘されたフィギュアスケートの張丹・張昊ペア。 2011年2月17日、「選手の年齢改ざんは日常茶飯事」―。中国サッカー協会の薛立(シュエ・リー)副主席はスポーツ界の実情をこう語った。背景には「金メダル至上主義」があるという。スポーツ紙・勁体育が伝えた。 【その他の写真】 中国では優秀な選手を輩出すれば、その地方の体育当局の「政治上の業績」となり、中央政府から多額の助成金をもらうことができる。薛副主席によれば、これが「勝つためにはなりふり構わず」という風潮が蔓延する大きな原因となっている。 先日、広西チワン族自治区梧州市で体育局幹部直轄のサッカーチームの選手を対象に実施した「骨年齢」の検査では、実年齢と一致しなかった選手の