今これをスタバで読んでいるとしたら、そこの空間では1秒間に10回の頻度で「ビーコン(Beacon)」と呼ばれるパケットが飛び交ってるはず。スタバのAP(無線LANアクセスポイント)がビーコンを発信しているから。 例えば我が家のAPのビーコンを一つを捕まえて中身を見てみると・・・ 一番上の行に「IEEE 802.11 Beacon frame」とある。 ビーコンってのは船舶の灯台みたいに「ピコン・・・ピコン・・・」っと定期的にAPが「私はここにいます・・・私はこういうやつです・・・」っと周りに知らせるためにある。私たちは気づかないけど、APはそういう信号を常に出している。 せっかくだから、ビーコン、もうちょっと詳しく見てみよう。 ビーコンは、特定の相手に送るわけじゃないんで Receiver address (宛先アドレス)はブロードキャスト、つまり不特定多数宛を示すアドレス「ff:ff:f