「りんかい線は1年間の売り上げの半分をコミックマーケット(同人誌即売会、コミケ)で稼いでいる」という話が、SNSで流れていた。りんかい線の年間運賃収入の半分をコミケ参加者が占めている、という意味だ。 りんかい線は、京葉線の新木場駅から東京国際展示場(東京ビッグサイト、東京都江東区)などがある東京臨海副都心を経由し、埼京線の大崎駅(品川区)までを結ぶ、全長12.2kmの鉄道路線。東京都やJR東日本などが出資する第三セクターの東京臨海高速鉄道が運営している。1996年に新木場~国際展示場~東京テレポート間が開業し、その後2002年までに全通した。 コミケ会場のビッグサイトは、りんかい線の国際展示場駅から約500mのところにあり、ゆりかもめ社の東京臨海新交通臨海線(新交通ゆりかもめ)とともに、ビッグサイトへの主要なアクセス交通機関となっている。当然、コミケの開催期間中はコミケの参加者の多くがりん