「真実の口」 ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会外壁にある変な顔だ。威厳のある顔つきだがこんな感じでずっと口を開いているので少しバカっぽい。 だがそんな顔とは裏腹に「偽りの心がある者」の手を噛みちぎったり、手を抜けなくさせたり、吸い込んだりなど結構えげつない罰則を与えてくると有名である。 もしそんな口が我々のすぐ近くに存在していたらどうだろうか。この世は「ウソ」に塗れているのである。男は女を騙し、女は男を手玉に取る。会社は虚偽することを止めないし、マスコミは時に先導したいベクトルに向けウソの情報を流す。 そして誰もが"真実のみを口することのない"世の中になってしまった。この世は、嘘や虚構でできている。いやもしかしたら私達人間の存在そのものが虚構なのかもしれないが。 そんなわけで本日は、こんなところに真実の口をあったら大変な事になるだろうなというスポットを紹介する。 真実の口があ