経営コンサルタントのブーズ・アンド・カンパニーが10月25日に発表した、世界1000社を対象にR&D支出の動向などを調べた「グローバル・イノベーション調査」結果概要によると、R&D支出額トップ5のうち4社が製薬企業だった。日本の製薬企業の中でトップクラスのR&D費を計上する武田薬品は41位、アステラス製薬は49位だった。 R&D支出トップ5は、4位のマイクロソフト(米 87億1400万ドル 3.3%減)を除き全てヘルスケア企業。トップにはロシュ(スイス 96億4600万ドル 1.5%増)、2位ファイザー(米 94億1300万ドル 20.0%増)、3位ノバルティス(スイス 90億7000万ドル 21.4%増)、5位メルク(米 85億9100万ドル 53.0%増)と並ぶ。トップ20を見ても、8社を占める(上記4社以外10位J&J、13位GSK、16位サノフィ、18位アストラゼネカ)。 日本のヘ