高校生のスポーツ日本一を決める夏の全国高校総体。来年は、東京オリンピック・パラリンピックと開催時期が重なるため、会場を分散して開く予定ですが、費用が6億円余り不足し、一部競技の開催が危ぶまれていることが関係者への取材でわかりました。 しかし、開催にあたって6億円余りの費用が不足し、一部の競技の開催が危ぶまれていることが関係者への取材でわかりました。 高校総体は通常、開催する自治体が費用のおよそ8割を負担していますが、関係者によりますと、来年は急きょ分散開催となったため、費用の積み立てができず、多くの自治体で費用の負担が困難になっているということです。 高体連は、すでに開催期間を短くしたり全国から集めていた審判を開催地の近くから集めたりして経費を削減していますが、不足分はクラウドファンディングで資金を集めることなどで賄い、大会を予定どおり実施したいとしています。 高体連の西塚春義事務局長は「