この春、学校を卒業して新社会人となった皆さん、おめでとうございます。 早速水を差すようですが、働き始めるということは、自由な学生生活から、社会人一年生として世の厳しさを身をもって知る、人生の節目となります。 そしてどんな職業に就く人でも、遅かれ早かれ「自分はこのまま働いていて大丈夫なのだろうか」と悩む日が来るでしょう。 仕事でトラブルに遭ったとき、望まない配属先に回されてしまったとき、「お給料はガマン料」と考え、仕事とプライベートを完全に切り離すことが出来るのならいいのですが、全員がそう割り切れる訳ではありません。仕事へのやる気が低下してしまった時に、自分で仕事へのモチベーションを調整できる能力というのは、働く環境の厳しさが増している現代だからこそ、ますます重要となっています。 『「このままでいいのか」と迷う君の 明日を変える働き方』(金井壽宏/著、日本実業出版社/刊)は、大学で経営学を教