文具券 ことしで廃止へ 10月28日 5時51分 入学や誕生日の贈り物などとして30年以上にわたって親しまれてきた、鉛筆やノートなどの文房具が購入できる「文具券」が、少子化やインターネット販売の影響を受けて、ことしいっぱいで廃止されることになりました。 「文具券」は、鉛筆やノート、消しゴムといった文房具などと引き換えができる金券で、昭和53年に始まり、入学や誕生日を迎えた子どもへの贈り物などとして親しまれてきました。発券会社の「日本文具振興」によりますと、これまでにおよそ330億円分が発券され、全国の百貨店や文具店など、およそ1万1000の加盟店で利用されてきましたが、少子化やインターネット販売の影響を受けて、最近の発券量はピーク時の3分の1にまで落ち込んでいたということです。このため、日本文具振興では「文具券」の販売を今月で中止し、年内いっぱいを期限に廃止することに決めました。まだ使用さ