蔵王の樹氷 見られなくなるか 11月9日 6時59分 山形県と宮城県にまたがる蔵王連峰で見られる樹氷は、温暖化の影響で年々観測される標高が上がっていて、今のペースで温暖化が進むと40年以内に見られなくなる可能性があることが、山形大学の研究グループの調査でわかりました。 山形大学理学部の柳澤文孝教授の研究グループは、大正から昭和にかけて出版された文献や写真などを基に、蔵王連峰の樹氷について調査しました。それによりますと、樹氷は、70年前の昭和10年代には標高1400メートル付近で観測されていましたが、年々、標高が上がり、現在は標高1600メートル付近まで上がっています。また、樹氷が観測できる期間も当時より2か月以上短くなっているということです。柳澤教授は、山頂付近の気温はこの70年間で3度近く上昇したと推定していて、今のペースで温暖化が進むと、蔵王連峰の樹氷は40年以内に見られなくなる可能性
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