カピバラ(Hydrochoerus hydrochaeris)は、テンジクネズミ科カピバラ属に分類される齧歯類。ヒメカピバラH. isthmiusと2種でカピバラ属を構成する[2][4]。別名オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)[5]。学名はギリシャ語で水の豚を意味し、漢名も水豚と呼ばれる[6]。現生種の齧歯類では最大の種である[7][注 1]。南アメリカ東部アマゾン川流域を中心とした、温暖な水辺に生息する[9]。 呼び名[編集] グアラニー語の「ka'apiûara(細い草を食べる者)」にちなみ、それがスペイン語に転訛して「Capibara」と呼ばれるようになった。日本では同じ言語の「Kapiyva」(草原の主)に由来するとの説が一般に広く流布している[9]が明確な根拠はない。和名はオニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)。なお、日本ではしばしば誤ってカピパラやカビパラと表記されることもある。 形態[編
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