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2010年6月4日のブックマーク (4件)

  • ガリーナ・ヴィシネフスカヤ | 『チェチェンへ アレクサンドラの旅』 宣伝日記

    旧知の同業者から、 『チェチェンへ アレクサンドラの旅』の主演はロストロポーヴィチの奥さんだって知っていた?との電話を昨日、受け取った。 「ああ、知っているよ、チラシにも書いてある」と答えると、「えっ」と暫く沈黙。 「あああ、書いてある、書いてある。もっと大きく書いておけよ」と。 ヴィシネフスカヤはロシアでは超有名なオペラ歌手。夫のロストロポーヴィチとともに反体制派のレッテルを当局にはられて、米国に亡命。現在は国籍を戻されロシアで暮らしているそうだ。 少年時代からのファンだったソクーロフ監督のたっての希望で、この映画映画初出演。帽子を握りしめて鉄条網のかなたを見つめているメインビジュアルの女性です。 -

    ガリーナ・ヴィシネフスカヤ | 『チェチェンへ アレクサンドラの旅』 宣伝日記
    chirol
    chirol 2010/06/04
  • チェチェンへ アレクサンドラの旅 - 新・整腸亭日乗

    アレクサンドル・ソクーロフ『チェチェンへ アレクサンドラの旅』(2007)をスクリーンで観た。 ソクーロフ作品をスクリーンで観る機会は少ない。貴重な機会を逃したくない。作はソクーロフ自らが脚を書いたもので、ロシア軍駐屯地を訪れる祖母アレクサンドラの役をオペラ歌手ガリーナ・ヴィシネフスカヤを想定して映画がつくられた。 アレクサンドラはロシア軍駐屯地にいる孫デニスを訪ねるため現地に到着するシーンから映画は始まる。現地の若者たちに接触するが反発されるところへ出迎えの迷彩服を着た兵士がやってきてアレクサンドラを、基地へ案内する。列車や戦車での移動に老婦人は足が痛み、若い軍人たちの助けなしには段差のある箇所は進めない。 多くの兵士たちは若いが、どこかうつろな表情をしている。老婦人の眼からみた兵士たちをキャメラは、一人ひとり丁寧に捉えて行く。常に戦争状態である駐屯地の兵士の、銃の手入れのシーン以外

    チェチェンへ アレクサンドラの旅 - 新・整腸亭日乗
    chirol
    chirol 2010/06/04
  • テアトル・オブリーク > テクスト > 藤井仁子 チェチェンへ

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    chirol 2010/06/04
  • チェチェンへ アレクサンドラの旅 - 眠る牛 浮かぶ睡蓮

    『チェチェンへ アレクサンドラの旅』を観た。 今回も相変わらず他律的な方法で、蓮實重彦が「群像」に連載している『映画時評』を参考にしながら書いてみる。 ロシア軍のチェチェン駐屯地に老齢の女性が孫を訪ねてやってくる。そして女性は駐屯地での数日間を、軍人の孫、他の軍人、チェチェン人との交流などに費やすことになる。なおロシアでは戦地の軍人に家族が会いに行くという行為は、実際に会えるかどうかは別として、珍しいことではないらしい。 女性を演じるのはガリーナ=ヴィシネフカヤである。撮影当時の年齢は80歳、今作で映画初出演である。彼女はロシアのオペラ歌手である。そしてその夫は世界的チェリスト、ロストロポーヴィチである。この夫婦はソ連を亡命し、アメリカで20年以上亡命生活を送った。その後ロシアに戻り、後身の育成、子どもの医療改善を目指すヴィシネフスカヤ=ロストロポーヴィチ財団を設立している*1。 物語は老

    チェチェンへ アレクサンドラの旅 - 眠る牛 浮かぶ睡蓮
    chirol
    chirol 2010/06/04