最近の「獣の奏者エリン」すごく面白いです。 第25話「ふたりのおつかい」、第26話「リランの心」、第27話「ヒカラにおちて」、ここら辺はいつにも増して見所が多いものとなっています。 それで、布施木一喜さんが脚本・コンテ・演出(連名)を担当した第27話「ヒカラにおちて」について色々と書いていきます。 今回の話は、従来のエリンと比べるとかなり異質なエピソード。エリンが夢の世界に入ってしまうという、ラーゼフォン第11話「虚邪回路」みたいなお話。布施木一喜さんが脚本まで担当しているからでしょうか? 作監が杉本道明さんなので全体的にクオリティが高いのも見所。 恐怖感を煽る 物語前半は恐怖感や違和感を与え続けていきます。 部屋全体をうす暗くし、窓からの入射光を強調。光と影の部分を明確にし、いつもの部屋(通常はこんなに光と影を強調しない)との差別化、今の状態が普通とどこか違うという違和感を視聴者に与えて