新旧さまざまな建物が混在し、雑然とした印象の強いナポリの街ですが、ひときわ目をひくのがバロック風の建築物です。上の写真はジェズ・ヌォーヴォ広場に立つインマコラータの塔です。映画「みんな元気」のシーンが印象に残っている人も多いでしょう。 他にも、街のいたるところでバロック風の装飾に出会うことができます。レッチェほどではありませんが、大きなPalazzoの外階段やバルコニーは特にバロックの香りがします。ナポリを訪れる機会があったら、ぜひバルコニーにも注目してみてください。 カリタ広場近くにある噴水です。
先に触れたエドガー・ヴィント著「シンボルの修辞学」でルネサンス人は掛け言葉が好きなことを知ったが、もしかしてバロック人も好きだったのではないか?とゆーような話を偶然仕入れてしまった(^^;;; たまたま図書館で手に取った「美術史」(165号)で「ベルニーニの《バルダッキーノ》-リンチェイ・アカデミーの「アピアリウム」とバルベリーニ家のミツバチをめぐって」(佐藤仁・著)を読んだ。【参考】 バルダッキーノ(奥にはカテドラ・ペトリ) ヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂バルダッキーノ(聖ペテロの墓上の主祭壇を覆う天蓋)はベルニーニによるバロックの象徴的作品だ。そのねじれた柱はエルサレムのソロモン神殿からもたらされたと言われる大理石の柱を模して制作されたものである。(大理石の柱はヴァティカン宝物館の入り口に展示してあった) 天蓋を支える柱 反宗教改革の勝利の誇示を意図したもののようであるが、造形的に
まゆままさんTOP 旅行記248冊 クチコミ17件 Q&A回答1件 1,582,261アクセス フォロワー40人 ローマにはたくさんの魅力的な教会がある。 教会の建物自体も見所だけれど、建物内部には美術館では見ることの出来ないカラバッジォやベルニーニなど有名どころの祭壇画や天井画、彫刻などがさりげなく置かれていたりするとても贅沢な空間なのだ。 そんな教会たちを見ない手はないと思った私たちはローマの教会を1件1件しらみつぶしに周り、1週間で26もの教会を回ることになる。 教会で観る絵画や彫刻は美術館で観る雰囲気とはまた違って建物と調和し、総合的な美を作り上げている。 教会の美しさもさることながら、聖歌隊の合唱が響き渡る教会、結婚式がとり行われていた教会、熱心に祈りをささげる人の姿、などなど・・・。 さまざまな感動的な場面に出くわす事ができた。 教会はローマの人々の日常生活に深く結びついている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く