災害時の性被害については大々的に報道されることも行政機関から周知されることもありません。 ですが実際に起きている事を是非知って欲しいと思い記事にします。 阪神大震災の時、研修医だった私は医療ボランティアで現地に入りたいと申し出ました。 ちょっとした怪我ならナート(縫合)できるし、傷の手当てならできるだろうと思ったのです。 ところが・・・ 上級医から返ってきた言葉が衝撃でした。 「女医さんはダメ。被災地では女性が強姦されたりする被害が起きてるから。危険だから行かせられない」 と。 私はその時、初めて災害時の性被害について知りました。 現場で起きた生々しい話を聴かされ気分が悪くなったことを覚えています。 阪神大震災をきっかけにそういった情報を目にするようになりました。 2011年東日本大震災の時に「女のしんぶん」に投稿された「性を語る会」代表の北沢杏子さんの記事をご紹介します。 目を背けたくな