漱石に関するchitosebashiのブックマーク (1)

  • 教授が演じる猫 - ちとせ橋記

    音楽は録音とライブがはっきりしている。音楽家がその場で演奏するのがライブで、CDなりiTunesで聴くのは録音の複製となる。どちらも音楽にしても、体験の違いは割合はっきりしているから、ライブチケットがCDより高いことは問題にならない。 を読むのは、どちらになるのだろうか。は複製物であるものの、頁をめくって作者と対話するのはライブ体験でもある。始めからそれを原体験として作られてもいる。 片手で持てる紙の束を通して、何百年も前に死んだ人の声を聞く感じになることがある。古典となって残っている文学作品は、そうやって時間を凍らせることができる。 一方で、書かれた当時の面白さが今では想像しづらくなっている作品というのもある。たとえば夏目漱石の「我輩はである」は、当時東京の大学生がみな話題にしてるというくらい熱烈に読まれた。 「」は今でも面白いし自分は好きだが、その内容だけ見れば、学歴だけは高い

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