ウェブメディアやニュースで、「ウィジェット(widget)/ガジェット(gadget)」という言葉を目にすることが非常に多くなった。ウィジェットは2005年にPCのデスクトップ上などで動作する「小型のアプリケーションソフト」として登場した。 その後、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やブログに貼り付けられることで、多くのインターネットユーザーに認知された。さらに「iPhone」の登場以降、モバイル機器への展開が加速。2009年以降は、テレビ、カーナビゲーションなど、ウェブに接続が可能な機器の多くに「ウィジェットプラットフォーム」の搭載が進んでいる。 このようにウィジェットのマルチプラットフォーム化が進むことは、企業活動にどのような効果をもたらすのだろうか。 企業にとって、ウィジェットは「個人とつながる自社メディア」 ウェブサイトやメールマガジンを用いて、顧客に対して「Pull(ユ
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