21日の金環日食を直接見るなどして目に異常を感じ、網膜が傷つく日食網膜症の疑いがあると診断された人は、これまでに全国で115人に上ることが日本眼科学会のまとめで分かりました。 日本眼科学会は時間がたっても目に異常を感じたら眼科を受診してほしいと呼びかけています。 日本眼科学会によりますと、21日の金環日食や部分日食を見て目に異常を感じて眼科を受診し、網膜が傷つく日食網膜症の疑いがあると診断された人は、22日午後5時現在、全国で4歳から90歳までの合わせて115人に上っています。 診断を受けた人は目に痛みや違和感を感じているほか、物がゆがんで見えたり、ぼやけて見えたりするなどと訴えていて、中には22日になっても症状が改善しない人もいるということです。 日本眼科学会によりますと、日食網膜症は、時間がたってから症状が現れるケースもあり、日本眼科学会は異常を感じたら専門医のいる眼科を受診してほしい