東京・江戸川区の葛西臨海水族園から逃げ出し、3か月近くたった先月下旬に無事保護されたフンボルトペンギンが7日から一般公開され、元気な姿を見せています。 このフンボルトペンギンは、ことし3月、東京・江戸川区の葛西臨海水族園から逃げ出し、行方が分からなくなっていましたが、先月24日に江戸川で見つかり、無事、保護されました。 健康状態も良好なことなどから、水族園は7日からほかのペンギンの群れに戻し、一般公開しました。かごに入った状態で運ばれてきたペンギンは、かごが開くと、一瞬、外をうかがうようなしぐさを見せたあと、プールに勢いよく飛び込みました。 その後は、ほかのペンギンたちとつかず離れずの距離を保ちながらも、スピードを上げて泳いたり、岩の上でくつろいだような様子を見せるなど、元気な姿を見せていました。 水族園では、ペンギンが爪を使ってよじ登るおそれのある飼育施設の岩の割れ目を補修するなど、逃げ