めんちょうの犯人は黄色ブドウ球菌 めんちょうの犯人は「黄色ブドウ球菌」です。食中毒を引き起こすことでよく知られている常在菌の一種。黄色ブドウ球菌は人の皮膚や外界に広く存在している細菌です。 皮膚の小さい傷や皮膚が湿った状態が長く続くと、それが原因で黄色ブドウ球菌が毛包に感染して増殖。これを毛包炎と呼びます。毛包炎が炎症が周囲の皮膚組織に広がって大きく化膿してしまうと、おできとなるのです。 そして、このおできが顔の中心部分である鼻の頭やその周辺である眉間から口のあたりにできたものが、めんちょうです。それでは、なぜこのめんちょうで死ぬことが珍しくなかったのでしょうか? めんちょうは死亡率の高い病気 鼻の周辺というのは、細い血管がたくさん張り巡らされている場所。そんなところに黄色ブドウ球菌が付くと、菌が血管を通って脳の中にまで入ってしまう恐れがあります。 すると、脳炎や脳髄炎をおこすので、命を落
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