北京五輪が24日、閉幕した。メダルの投げつけ、レフェリーへのハイキック、エガちゃんの黄金全身タイツ…。感動の裏で、いくつかの“場外プレー”にも注目が集まった。中でも、目についたのが、テレビに度々登場した「おにぎり娘」だ。 おにぎりのかぶり物に日の丸の必勝はちまきでスタンドから応援していたのは島根県出雲市の会社員・谷本理加さん(39)。15日から応援を始め、柔道、レスリング、陸上、女子サッカー、ソフトボール、野球に足を運んだ。 「日本人に、日本人とわかるものを探していた時に、東急ハンズでおにぎりを見つけたんです」と谷本さん。スタンドでは日本人だけでなく、中国人や外国人からも大好評で、記念写真を頼まれることも多かったという。 ただし、屋外競技では蒸れて、汗だくに。首に「冷えピタ」を張りながら声をからした。「最初は恥ずかしかった」という谷本さんだが、各国の人がいろんなかぶり物をする姿を見て、「負