骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)とは? 骨盤底筋群と内臓の位置関係(側方から) 骨盤底筋群(こつばんてきんぐん)とは、骨盤の下側に位置する一部の筋肉の総称です。 骨盤の下側に位置しているので、その上にある膀胱や腸などの内臓が重力で下がりすぎないように筋膜や靭帯組織と共同してハンモックのように支えています。 骨盤底筋群は細かい筋肉で目立たない場所にあるので普段は意識をすることが少ないですが、とても重要な役割を果たしているのです。 骨盤底筋群の機能解剖 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん) ①第1層:臓側骨盤隔膜 骨盤腔内の臓器の表面を覆い、臓器間を埋める結合組織のこと。 ②第2層:骨盤隔膜 主に肛門挙筋と尾骨筋からなる。 1)肛門挙筋 ・前部:恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋 ・後部:腸骨尾骨筋 2)尾骨筋 ③第3層:尿生殖隔膜 恥骨結合と両側の坐骨結節との間にあり、上下の筋膜層からなり、その間に浅お