90年代にテレビ東京系で放送され、社会現象となった人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」が、6月29日の深夜から日本テレビで再放送されることが明らかになった。同番組はケーブルテレビなどで再放送されていたものの、異なった地上波のキー局で再放送されるのは異例で、話題を集めそうだ。 「新世紀エヴァンゲリオン」は95~96年にテレビ東京系で放送されたアニメで、碇シンジや綾波レイら14歳の少年少女が巨大ロボット「エヴァンゲリオン」を操り、人類を攻撃する謎の生命体「使徒」と戦うストーリー。それまでの特撮ドラマやアニメのオマージュに加え、複雑に張り巡らされた伏線や細部まで作り込まれた設定など数々の要素で、幅広い年齢層の支持を集め社会現象となった。 中でも、シンジの精神世界を描いた最終2話はファンの間で賛否両論を呼び、97、98年にはラストを大幅に改編した劇場版アニメが公開され、公開初日には長蛇の列ができた