三菱一号館美術館で開催中の 「三菱一号館美術館コレクション〈II〉トゥールーズ=ロートレック展」に行って来ました。 http://mimt.jp/lautrec2011/ 「また『ロートレック展』か…」と思うやもしれませんが、三菱一号館美術館が満を持して放つ今回の「ロートレック展」はこれまで幾度となくロートレック作品(とりわけ版画やポスター)をご覧になられた方にこそ観てもらいたい展覧会です。 パリのフランス国立図書館、アルビのトゥールーズ=ロートレック美術館に次いで世界で3本の指に入る屈指のコレクションを2010年4月に三菱一号館美術館がオープンする前に一括して購入したことはほとんど知られていません。 総計250点からなる三菱所蔵のロートレック作品は、ロートレック自身の手でアトリエに保管され彼の死後、生涯の友人であったモーリス・ジョワイヤンに引き継がれた極上のコレクションなのです。 第2章